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金城共見(vo)

那覇生まれ。沖縄伝統舞踊を学びながら、叔父の影響で幼少時から英語に触れ、アメリカのいろいろなメロディーに興味を抱く。その後10代でアメリカ留学。学校でコーラス部に所属し、ジャズを含むアメリカの曲を歌う楽しさに目覚める。ホームステイ先は、大きなプールがあり、ママが毎日クッキーをホームメードするまさに古きよきアメリカの映画そのもののライフスタイル。そこでアメリカでの進学を決意し、大学・大学院を経て就職し、30年間アメリカで過ごす。ウォール街経験も含め金融業界で音楽とは対極の堅いビジネスワールドで活躍する中、偶然アメリカの会社が日本進出の際にヘッドハントされ、日本に帰国。ウラシマタロウのような東京での生活を送るうちに縁あって日本の素晴らしいジャズミュージシャンたちと出会う。彼らと交流を重ねるごとに、自分も歌いたいという思いが強まり、ジャズの世界へ再び飛び込む。主に東京でライブを展開。そしていよいよ念願叶って初CDを出すことに。

選曲は30年代にヒットしたジャズスタンダード。理由は私を大切に育ててくれた亡き母への思い。母は、娘の私を、小さいころから自分の意思を持つようにと育ててくれ、私がやりたいことはすべて実現させてくれた、ベストサポーター。その母が生まれた30年代にアメリカで生まれ、長年歌い継がれてきた素敵な歌の数々を母に贈りたく、感謝をこめて、天国にまで届くよう歌いたいと思いました。

母に聞いてもらいたい沖縄の曲も2曲追加。1曲目は「てぃんさぐぬ花」、そして2曲目は「花」。「てぃんさぐぬ花」はウチナーンチュ(沖縄の人)ならだれでも知っている沖縄民謡で母もよく歌っていました。てぃんさぐ(ホウセンカ)は爪に染めて魔除けにしなさい、親や年長者の教えは心に染めなさいの意味をこめた歌。小さいころは意味もわからず口ずさんでいたけれど、母もこのようなことを私に教えたかったのではないかと考えるようになりました。次に「花」。とても明るい性格で、いつも笑っていた母の心の中にも、いつも花が咲いていたことだろうと思い、この曲を母に捧げたくて選びました。

アメリカと沖縄。私の二つの故郷を思いながら、心をこめて歌いました。ぜひ聴いてください。

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沢村 繁(作曲、ピアノ)

小学生のころからクラッシックピアノと作曲を学び、17才でジャズを市川秀男氏や佐藤允彦氏に学んで音大作曲科に在学中に都内ライブハウスで活動し始める。
これまで共演したミュージシャンは日野元彦(Ds)、道下和彦(G)、塩本彰(G)、桜井郁雄(B)、井上信平(FI)、八木のぶお(Harp)、小松亮太(バンドネオン)など幅広い。
ジャンルを越えた演奏活動をする傍らレコーディングなどで汗をかく日々を送ってます。



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